【2025年の人気アイテム】 フランス■(デミタスサイズ)コーヒースプーン2本■製作工房はピュイフォルカほか■

「STERLING SILVER」で造られた、フランス製コーヒースプーン(デミタスサイズ)2本セットの出品です。　


実は、こちらの製作工房ですが、それぞれ異なっております、どうか何卒ご承知おきくださいませ。

１本の方は菱形工房マークの中に「走るウサギ」が見えます、さらにはそのウサギの上下に「E・C」と押されているのが見てとれます、『Ernest Compere』です。

尚、この「エルネスト・コンペール」とは１９世紀後半に活躍した工房であります。

そしてこの工房の作風は、柔らかいラインを基調とした作品が非常に多く、後のアールヌーヴォー期(1880年代後半～1910年代)においては、当時の作品へ多大な影響を与えた事が広く知られております。

また、もう一方の方はフランス３大名工房の「ピュイフォルカ」でございます。


おそらくはピュイフォルカからエルネスト・コンペールに「製作のお手伝い」を依頼したお品物だと考えられます。

当時のフランスは、工房同士の横の繋がりが非常に強く、ある種「組合」みたいになっていたためでございます。


またこちらのスプーンの一番の特徴は、と申しますと、やはり「流麗で大変美しいシルエット」と申し上げていいでしょう。

ご覧のように、小ぶりなお品物ではございますが完成度は高く、こちらのお品物を手にとり、じっくりと眺めておりますと、まるで『小さいと思って甘く見ないでよ！！』と言われているようです…


尚、状態ですが、ご覧のように「くもり」「小キズ」「スレ」等がたくさん見受けられます、そして使用感もございます。(最後７枚の画像参照)

しかしながら「曲がり」「歪み」「目立つようなぶつけ痕」等の大きなダメージは見当たりません、そのためまだまだ長く現役で活躍してくれそうです。

お探しの方、どうぞこの機会にぜひいかがでしょうか。


　　　サイズ

長さ　　　　　９２ミリ

重量　　　　　２本で１６，４ｇ

尚、素人計測につき、１％未満の誤差はどうか何卒お許し下さいませ。　


　　◆ホールマーク◆


工房マーク　　　　　 E・C 　エルネスト・コンペール　　E・P　ピュイフォルカ　　

銀品位　　　　　　　９５０　　ファーストミネルヴァ　

登録　　　　　　　　(E・コンペール)１８６８年～１８８８年　　(ピュイフォルカ)１８５７年～

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